
皆さま こんばんは。
今回は異素材ワークの加工(平研)をご紹介させて頂きますʘ‿ʘ
頻繁ではないですが、時折セラミックの研磨ご依頼を頂きます。
今回は、セラミックスとケイ素のワークでした。
砥石はダイヤモンド砥石を使用し、無事に加工を終える事ができました(•‿•)v
全く同寸でもケイ素の方がセラミックスよりずいぶんと軽いので、
比重が気になり調べてみました。
・アルミナ (Al2O3):3.9
・ジルコニア (ZrO2):6.0
・炭化ケイ素 (SiC):3.2
・窒化ケイ素 (Si3N4):3.2
・コーディエライト (Mg2Al4Si5O18):2.6
さらに気になったのは炭化ケイ素と窒化ケイ素の違いです。
主な違い:
硬さ:炭化ケイ素の方が窒化ケイ素よりも硬い。
耐熱衝撃性:窒化ケイ素の方が炭化ケイ素よりも高い。
用途:
炭化ケイ素は硬さや耐熱性を活かして、研磨や切削などの用途に、
窒化ケイ素は高温での強靭性を活かして、エンジン部品など
高温環境での用途に多く用いられる。
今回、新しい学びがありました。
が、1番驚いたのは、ケイ素はシリコン!!
ケイ素は元素であり、シリコンはその英語名だということ。
シリコーンはケイ素を含む有機化合物全体の総称であり、
シリコンとは異なる概念という。なるほど〜〜(θ‿θ)
まだまだ素人です(笑)
いつまでも、「学ぶ心、好奇心なくして成長無し。」を念頭におきたいです。
今後ともどうぞよろしくお願い致します!!
皆さん、こんにちは^_^
いよいよ春が到来してくれましたね♪
激しい寒の戻りでどうなることやら(・・;)でしたが、
おかげ様でゆっくり桜の開花を楽しめております。
先日、さすがの大将もお手上げ、絶句レベルの
お客様からのSOS依頼がありました。
鋳物、異形状、偏荷重、内径オーバー→メッキ後→研磨修正
というご依頼でした。
まず、確実に芯を出すためのワークのセットが困難で、
大将から「これは無理じゃけ(広島弁)」と言う言葉を
聞いたのは初めてだと思います(笑)
ぐぅの音もでないとはこのこと。
数日たって、大将がボスに相談したところ、
なんとボスは即座に神的な解決策を大将に伝授したのでした。
写真からもお分かりだと思いますが
ワーク自体は浮いています。マグネットにもチャッキング爪にも
接触していない異次元のワークセット。
ニード史上初の目から鱗の賜物です!!ボスの神度に感無量です!
こんな我社を今後ともよろしくお願い致します^_^